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桜の木の下には・・

rikugien.jpg天気がよかったので文京区にある「六義園(りくぎえん)」の有名な枝垂桜を見に行った。
枝垂桜というのはそめいよしのより少し早く咲き、ほんのすこおしピンクが濃い。

六義園にきたのははじめてだが、さすがに東京の二大名園だけあって手入れが行き届いていて美しい。
入園時間は5時くらいまで(現在はライトアップ中なので8時くらい)で入園料は一人300円。
人出も多く、カメラを携えて桜を撮っている人の姿も多くみられた。
今年も桜の開花が早いのでこれが見納めかな、なんて5分咲きの桜を家族で堪能した。

それにしてもいつも桜を見るたびに思うのだが・・
私は長い間「桜の下には屍体が埋まっている」と真剣に信じていた。
本当に、結構長い間信じていたんだよ。
どうも小さい頃の刷り込みのようで周りの大人がそんな話をしたのが原因だと今は思う。(大元は梶井基次郎の小説だと思うけれど、私は彼の本を読んだ記憶がない)
あんまり小さい頃から信じていたので桜の下に死体が埋まっている図、というのが全然奇怪に感じられなかったくらいだ。

桜はもともと白い花で、死体の血液を吸うからピンクに染まるんだ、なんて一体誰が私に教えたのか・・
でも桜を見ているとそんなのもアリなのかな、なんて思う。
昔は今と違って行き倒れたり、戦争で死んだり不幸な死も多かったろう。そんな死が形をかえてあんな見事な桜に転じるというのならなんだか救われるような気もする。

となるとすこおし濃いピンクの六義園の大きな枝垂桜はどれほどの人の血を吸ったのだろうか。

奇妙な思いにかられた春の一日だった。

Posted by jizou at 2004年03月21日 23:49 | TrackBack(0) | 節約ランキング | このエントリーを含むはてなブックマーク


 
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