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頭が悪い人の話し方

毎日二人の子供に振り回されて忙しい日々を送っているのだけれど、それでも細切れの暇をつなぎ合わせてちょっとずつ本を読んでいる。
私は娯楽小説が一番好きなだが、ベストセラーだの他人の薦める本だのもジャンルを問わず読む派。今読んでいるのはもう売れちゃってしょうがないという頭がいい人、悪い人の話し方 、という実用書。
すでに100万部を売っているというだからたいした人気だ。日本テレビ系の「世界一受けたい授業」でも特集されたらしいのでテレビの影響力も大きいのかもしれない。

で、内容はというとタイトルとは違って頭のいい人の話し方ではなくとにかく「愚か者の話し方」をツラツラと書き上げているのね。
バカ上司の話し方、とか絶対に人望を得られない話し方、とかって項目わけしてあるのもキャッチーで面白い。
そして各項目において具体的にバカな話し方を解説しているのだけれど・・・
とにかく、これ、自分に当てはまることが多すぎて読みながら喉の奥から「ぐぅ・・」とか「はぅ・・」とか変な音が漏れ出てしまうほど。
たとえば「少ない情報で決め付ける」とか「ケチばかりつける」とかさ。
読み進めてゆくうちにしゃべるのが段々怖くなってきたよ、私。だってどんなしゃべり方してもこの「バカな話し方」に当てはまっちゃいそうなんだもん。
ん?つまりバカなのか!?ぐぅ。

本書のプロローグに「話し方というのは『思考の習慣』」という一文があるが、正に!とひざを打ちたくなるような言葉だと思った。
秩序だった話し方をする、論点のずれない話し方をする、矛盾しない話し方をする、というのはそのままそういった考え方をする、ということなんだよね。
で、これは文章についてはなおさら当てはまることだと思う。
言葉は刹那的だったりもするので下手な話し方をしても一度や二度なら失敗もするしごまかしもきく。でも文章はそうはいかない。
文章を書く際にはそこに理論の破綻がないか考えられる時間が与えられ、そしてその文章を読み返すことによって自分の理論を再構築することができるはずなのだ。
つまり下手な文章を書くことはそのまま自分の愚かさをアピールしていることにつながっちゃうのよね。
あな恐ろしや・・・。

日々駄文を連ねながらこれが「正しい思考」のトレーニングになるようにと願わずにはいられない。

※こういうタイトルを堂々と掲げるだけあって、文章も内容も非常に明快な一冊です。amazonのレビュー ではあまりよい評価ではありませんが、私は面白いと思います。ブログをお書きになる方は読んで損はないと思います。

Posted by jizou at 2005年05月03日 02:14 | Comments (2) | TrackBack(0) | 節約ランキング | このエントリーを含むはてなブックマーク


 
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