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ベルガモットなホワイトバンド

ホワイトバンドなるものが現在どれほど世間に認知されているのか、というと、きっとそれほどでもないというのが現実だ。
町を歩いてもホワイトバンドをしている人を見ることもないし、話題に上ることもない。
私といえば、毎日の雑事に追われながらも、左手のバンドを見るたびに貧困にあえぐ子供たちのことを考えて少なからず胸苦しさを覚えている。
そして何よりも、世界の不遇な子供たちのこと以上に、今夜の献立や子供のしつけのほうが大事な自分が情けなくて、その事実を目の前につきつけられるようで、苦しくなる。

ああ、そうなんだ、と思った。
ネガティブな理屈を振り回して何の行動も起こさないのは、ずるいのでも利己的なのでもなくて、賢さ故なのかもしれない。
見たくもない現実なら、無理をしてみる必要はないのかもしれない。

そんなとき愛読しているBergamot Flavored BlogsにWhite Band@Hong Kongという記事があがった。
「貧困に苦しむ人たちを踏みつけて私たちは生きている。自分たちが強者に属していると思うなら、強者なりの責任がある。ナイーブな反応だと笑うなら笑え。」

ぐっときた。ぐちゃぐちゃと小ざかしいことを考えるのはよそうと思った。
そう、私たちは貧しい人たちを踏みつけて、その上に幸福を築いている。
そのくせ、世界の貧困を無くしたいと願っている。
矛盾した考えなのかもしれない。けど。
それでも私はやっぱり貧困にあえぐ子供たちを少しでも助けたいと願っているのだ。
その思いを否定する必要はどこにもない。

香港でホワイトバンドをつけて育児に追われているであろうひとりの女性の姿を思い浮かべて、少し心が軽くなった。

Bergamot Flavored Blogs こんな面白いブログを読まない手はありません。^^

Posted by jizou at 2005年08月18日 11:09 | Comments (4) | TrackBack(0) | 節約ランキング | このエントリーを含むはてなブックマーク


 
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