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買う本、借りる本

私は昔から本をよく読む子だった。
小学校6年生から中学2年にかけてが一番ひどくて、週に4冊は読んでいたと思う。主にはコバルト文庫のような少女向け小説だったけれど、パールバックやトルストイ、ゲーテなんかもとりまぜでまさに乱読していた。

大学に入るまでマジメに勉強したことはほとんどなかったけれど、現役で大学に入れたのもひとえにそれまでの読書量が効いたのではないかと思う。

社会人になっても通勤時によく本を読んでいた。読書というのは時間単価で計算するともっとも安価な娯楽といえる。(たとえば現在読んでいる本は1500円。読みきるまでに毎日一時間で3週間かかっている。時間単価はおよそ72円となる。・・・これは安い。一時間100円で遊ぶのは難しいぞ、ゲーセンなら2分だ)

専業主婦になって子供が生まれるとそれこそ本を読む時間がなかなかとれなくなってしまったが、それでも図書館で本を借りてはなんとか読んでいる。前にも書いたけれど、本はどんどんたまってしまうのでできるだけ図書館で借りたほうがいい。
私の場合、本屋にいってベストセラーや話題の本をチェックして図書館へ。当然貸し出し中なので予約をいれておく。後日図書館から「本はいりましたよー」という連絡を受け次第図書館で借りてくる、というのがいつものパターンだ。

ここ数年の私のお気に入りは京極夏彦の作品。長編だけれど話が冗長にならず、バラバラの話がジグソーパズルのようにどんどん組み立って最終的に話の全体像が浮かび上がるという構成は読んでいて鳥肌がたつ。娯楽作品としてはかなり推薦できる。
独特の漢字使いも「へー、こうやって書くんだ!」なんて小さな驚きがあった面白い。このたび直木賞も受賞した売れてる作家だ。

そんな風に図書館を利用している私だけれど、それでも買う本がある。
まずは金融関係の本だ。
税制や株、ローンなどは制度がどんどん変わるので最新のものでないと役にたたない。図書館にある本は数年落ちだったりして実質使えないものが多い。そのため懸賞であたった図書券類はこういった本代に充当されることになる。
さらに大ベストセラーと手元において何度でも読みたい本も購入対象だ。
「黄金の羽を拾う方法」「バカの壁」はさすがに買って読んだし、お金を出してもおしくない内容だった。

さらにもう一冊、(特に小学校入学前くらいの)子を持つ親必携の本がある。
それは岸本 裕史 (著) 「見える学力見えない学力」という本だ。(見える学力、見えない学力国民文庫―現代の教養
)改訂を重ねて今や何版になるのか知れないけれど、これは強烈にオススメな本である。
以前働いていた作文教室で知った本なんだけど(親や教師の間で昔から必携といわれていたらしい)、当時は図書館で借りて読んだ。その後自分の子供が生まれて「やっぱ必携だわ」と文庫本(550円也)を購入した。
内容は子供の学習について。今人気の陰山メソッドのモトになった話である。

自分の実体験として、低学年齢期の学習は「読書」に限る。そして本好きの子供に育てられるかどうかは親にかかっている。
本の虫になれとはいわないし、天才を育てたいとも思わないけれど、最低限子供が落ちこぼれないように基礎学力だけはつけさせたい。そしてその責任が親にはあるんじゃないかな。
この「見える・・」を読むとそんなことを切実に感じる。

自分の娯楽本は図書館で借り、実用本は図書券で購入、そして子供の欲しい本(今のところ絵本)だけは惜しみなく買う。それが我家のスタイル。
いつか大きくなった息子が「この本面白いから読んでみなよ」なんて言う日が今から楽しみだ。

Posted by jizou at 2004年2月29日 09:56 | 節約ランキング | このエントリーを含むはてなブックマーク


 
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