350日の節約生活

 
HOME » 8)節約無駄話 » 生きることの意味

生きることの意味

高校生の頃、2歳年上の兄貴が私に聞いた。
「オマエ、人間が何のために生きているか知っているか?」
兄よ、どうした、宗教にでも入ったのか!?
いぶかしみながらも、そうだなー幸せになるためかなーなんて答えると兄貴は首をふって高らかに宣言した。
「遺伝子を残すためだよ!言うなればオレラはバケツリレーの中ほどの係だな。バケツにいれた遺伝子を次のヤツに渡す。それだけのために生きてるんだ!」
勝ち誇ったような兄貴の顔が癪にさわったが、言われてみればそうかな、とも思った。
人間に限らず生物というのは子孫を残すため、自分たちの遺伝子を保存するためだけに存在しているのだ。
「じゃーさ、バケツリレーの最後の係はどうなるのさ?そこには何があるの?」
私の問いかけに兄貴は「そんなのオレのしったことじゃない」とあっさり答えた。
それ以来、長い間私は人間は遺伝子を残すために生きている、と信じていた。

ところが、である。社会人になって何年目かのある日、職場のひとりの女性が言った。
「ねぇ、人間はなんのために生きていると思う?」
おお、再びその質問を受ける日がこようとは!
遺伝子を残すためですよ・・かつての兄貴と同じような顔で私は答えた。
その女性はずいぶん難しいことをいうわね、とコロコロ笑いながら
「人間はね、びっくりするために生きてるの」と答えてくれた。

目からうろこが落ちた瞬間だった。
そうだったのだ。私は毎日新しい発見をするために生きているのだ。そして新しい発見に驚くことこそが人間の生きる意味なのだ。バケツリレーの途中の係よりなんだかずっと楽しいカンジがするぞ!

やがて結婚して子供が生まれ、それこそびっくりの連続の日々となった。そしてびっくりすることがあるたびに夫は笑って「それがオマエの生きる意味だろ、喜べ」と私をからかっている。
それでもやはり思うのだ。生きることは驚くこと。これって真理だよなって。
小さなびっくりや大きなびっくりを感じるたびに私は自分の人生が濃くなっているように感じている。

---
さて本日今月の電気代の領収書が届いた。
料金なんと16,000円也。ここ最近で一番の「生きてる感」を感じたよ。( ̄□ ̄;

Posted by jizou at 2004年8月18日 01:36 | Comments (0) | TrackBack(0) | 節約ランキング | このエントリーを含むはてなブックマーク


コメントを投稿

 
当サイトは、Yahoo! Japanの【倹約・節約】および【レシピ】、All About Japanの【節約・やりくり】に登録されています。
・・・
当サイト内の文章、デザイン、画像の無断転載、複製はおやめください。
また各サービスなどの利用、入会等のアクションは個人の責任において行って下さい。
質問、広告掲載のお問い合わせなどはnomail1.gifまでお願いします。