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必ず2回読みたくなる小説

先日本屋をプラプラと散策していたときのこと。
小説コーナーに平積みされていたとある一冊の帯に目がとまった。

『必ず2回読みたくなる小説などそうそうあるものじゃない。-読売新聞書評(2004年12月21日)より』

私は気に入った小説は時間をあけて何回も読み返す癖がある。記憶力の衰えているのも手伝って半年も間をおけばまた新鮮な感動をもって再読できることも多いものだ。
しかし、「必ず」というのはどうなのか?
必ず誰でも2回読みたくなるというのはどういう意味なのか?
出版社の目論見にまんまと嵌っているとは思うもののその秘密を知りたくて思わず件の小説を購入してしまった。

読み始めてしばらくは苦痛がつづいた。
正直言って私の好みの話ではない。どうでもいいような20歳やそこらの男女の描写がヅラヅラと続く。
語彙や言い回しなどもちろんプロが書いたものなので大変に読みやすいのだが「で何がいいたいのよ?」とときどきツッコミをいれたくなる。
A氏がB子に恋心をいただく、なんて陳腐な内容を読むためには私は571円+税を払ったのかと思うと泣けてくる。
しかし、この小説は必ず2度読みたくなるというのだ。ここはガマンして最後まで読み続けるしかない。

残り数ページという所にいたっても残念ながら心に響くような箇所はどこにもなく。まったく読売新聞書評はどうなっているのかと思いながら半分あきらめをつけて最終ページをめくった。
そして最後の2文を読み終えた瞬間、私はバラバラっとページをさかのぼって大急ぎで再読してしまった。
やられた・・・。

言いたいことは沢山あるのだが種明かしはマナーに反する。
しかし確かにこれは2回読みたくなる小説だ。
再読してみると、文章の端々に「あー、なるほどね」と思う描写が見え隠れする。
世の中には初読からこの内容を看破してしまう人もいるのかもしれないが・・・私はまんまと著者の罠にはめられ、楽しませてもらったよ。
小説のプロットにはうるさいという方にこそ是非トライしていただきたい。

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Posted by jizou at 2007年8月 6日 11:32 | Comments (2) | TrackBack(1) | 節約ランキング | このエントリーを含むはてなブックマーク


コメント (2)

ジゾウさん、こんにちは~。
私も読みましたよ。
なかなかおもしろかったですよね♪
私も結構本は読む方ですが、ヨカッタなと
思える本ってなかなか出会えないですよね。
またおすすめの本があったら紹介して
くださいね。

ジゾウ:

---☆なつさん---

コンニチハ♪
これ面白い構成ですよね。
ホント二度読まずにはいられないです。
でも三度目はないかも。(笑
私は今は嫌われ松子読んでます。
ざっと読んでしまえる手軽さがありますが
面白いですよ。
図書館では「反転」を予約していますが1年くらいは待ってなきゃいけないかも。。

なつさんもオススメの本があったら是非教えてくださいね!

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