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冷たい校舎の時は止まる

冷たい校舎の時は止まる今年一番面白かった小説はサウスバウンドだ!という話を書いたが、逆になんとも微妙な読後感を持った小説が冷たい校舎の時は止まる。分類すると何コレ?ミステリーではないよ?ファンタジーホラー?SFでもないけど、幻想小説というのかな?よくわからない。
書店で平積みになっていたので内容もわからず買ってしまったのだが、読み始めてすぐにこれは小説というより漫画だなと感じた。
閉ざされた世界、まるで舞台劇のように限られた世界と登場人物で展開されるストーリーは前に進んでないのにスピード感があって私も数時間ぶっ通しで読んでしまった。
ホラー要素もあるので夜中に読んでいるとかなり怖い。しかしミステリーの形式をとっている割に「隠された事実」や「間違った情報」みたいなのが織り込まれているのが残念。これでは読者はどうやっても推理しきれない。

話の粗筋は「いつもとは違ういつもの校舎」に8人の高校生が閉じ込められる。7人には思い出さなければならないある事件があるのだが、誰もがそれを思い出せない。やがて一人ずつ何者かに追いつめられそれぞれが抱える闇を直視し「それ」を思い出し、閉ざされた校舎から出てゆく、といった感じ。

なんだかずいぶん若い感性だよな、と思ったら作者の辻村深月さんは1980年生まれ。私よりずいぶん年若い方のようだ。
というわけで若いコ向けの小説かと。
でも楽天ブックスのレビューをみるとかなりの高評価なので好みが分かれるところなのかな。

Posted by jizou at 2007年10月14日 11:13 | Comments (0) | TrackBack(0) | 節約ランキング | このエントリーを含むはてなブックマーク


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