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西の魔女が死んだ

タイトルだけはどこかで聞いたことがあったのだけれど、今まで出会う事の無かった西の魔女が死んだ

先日読んだ古いアエラキッズの記事の中で「子供が選ぶ、読んでよかった本」(みたいな内容。記事タイトルは覚えてなくて。。)にこの本が出ていた。
小学校6年生くらいの子が選んでたような気がするんだけど。
興味をもって図書館で借りてきて一息に読んでみたんだけど、懐かしくて切なくて不思議な鮮度をもつ話だった。

物語の主人公は中学一年生の女の子。
少女期特有の孤独感、疎外感をいただいた主人公は田舎に住む英国人の祖母の家に一時的に避難する。
そこで過ごす祖母との生活は静かで暖かく安心に満ちている。
魔女の家系であるという祖母は少女に「魔女になるためのトレーニング」を教え、それを通して少女は前にすすみはじめる。

女性にはきっと経験がある少女期の不安定さが織り込まれたストーリーはなんだか胸が痛くなる。周囲の他愛もない一言に傷つき、立ち止まってしまう少女。
切なく懐かしい。そんな空気が文章全体に流れている。特別な事件があるわけでも大きな盛り上がりがあるわけでもないストーリーだけれど、その淡々とした時間の流れが心地いい。
一方祖母の教えはまるで読者にかたりかけるかのごとく普遍的な真理をついている。
この本を読むとき、私たちはシンプルで力強く生きることを考えるようになるはず。

私がこの本を手にとるきっかけは先に書いたように小学生(か中学生)の推薦なのだが、これは大人に読んで欲しい話。
最後の魔女からのメッセージにはきっと涙がぽろぽろっと流れるよ。

・・・とここにきて知りましたがコレ映画化されたんですね。
映画 西の魔女が死んだ

Posted by jizou at 2008年5月23日 12:15 | Comments (0) | TrackBack(0) | 節約ランキング | このエントリーを含むはてなブックマーク


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