350日の節約生活

 
HOME » 8)節約無駄話 » ゴールデンスランバー

ゴールデンスランバー

08年の本屋大賞受賞作、伊坂幸太郎のゴールデンスランバー
図書館の予約数があまりに膨大だったので自分で購入した一冊。ハードカバーって高いけど新作のうちに読みたい本もあるのですよ。
+++
ごく普通の生活を送っていた一人の宅配ドライバーが突然首相暗殺犯に仕立て上げられる。
突然の出来事に困惑しながらもなんとか追跡者から逃れ自分の無実を証明しようとする主人公。しかし敵はあまりにも巨大すぎる。
彼の選択肢は三つ。戦うか、殺されるか、逃げ切るか。
+++

ストーリーの中で前後する時間軸のズレが事件の臨場感と緊迫感をさらに高める。
伏線がめっちゃ張られていているのでアレコレ考えながら読むのはとても楽しかったけど、期待していたストーリー展開や結末ではなかったので・・・正直読後すぐは「どうしてそこまで評価が高いの?」と思ったのだけど。
不思議と読み終わって何ヶ月たってもじわじわと余韻がきいてくるんだよね。
じわじわと思い出しては小さなシーンが何回も頭によみがえる。
最終的にカッコイイ人たち多数、強い人たち多数。正義は勝てなくても負けない。
ありえなさそうな、ありえそうな、娯楽作品といいきりたくない小説。
映像化したい人も多数でしょう。

そしてこの作品自体とはちょっと離れるコトなんだけど、ストーリー中で頻繁に使われる「信頼と習慣」という言葉が私にはすごく心にひっかかった。
最後に頼れるのは「信頼と習慣」。
主人公は孤立無援の状況のなかで友人の言ったこの「信頼と習慣」というキーワードに助けられながら生き残る道を探すんだけど、これってホント、スゴイ言葉だと思うんだよ。

辛いことが続く毎日の中で気がつくと「信頼と習慣」と自分に言い聞かせてる自分に笑ったりしてる。
人間って器というか形からできているから、毎日の習慣を崩さずいれば、普段どおりの自分をキープできると思うんだ。
ゴールデンスランバーの中で使われる意味とはちょっと違うけど、この本を読んで以来なんかそんなことをずっと考えてる。
伊坂幸太郎さん、私と同い年のヒト。スゴイよね。

Posted by jizou at 2008年7月25日 17:40 | Comments (0) | TrackBack(0) | 節約ランキング | このエントリーを含むはてなブックマーク


コメントを投稿

 
当サイトは、Yahoo! Japanの【倹約・節約】および【レシピ】、All About Japanの【節約・やりくり】に登録されています。
・・・
当サイト内の文章、デザイン、画像の無断転載、複製はおやめください。
また各サービスなどの利用、入会等のアクションは個人の責任において行って下さい。
質問、広告掲載のお問い合わせなどはnomail1.gifまでお願いします。