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ザリガニと暮らす

アメリカザリガニあの日以来、我が家のリビングにて息づく物体。ザリガニ。
共食いしたり、脱皮したり、毎日のように私を驚かしてくれている。
夫が不在のときなどは仕方なく私が餌やりをしているのだが、水槽の外でえさ(魚の切れ端とか)をみせただけでグワっとハサミを振り上げておそいかからんばかりの勢いを見せるあたり、たかがザリガニ、されどザリガニだ。

最初に捕獲したザリガニの名前は「ボス」。おおきなハサミをもつ一番大きな個体だったのだが、これがなかなか意地が悪い。
体が大きいというのはそれだけ生命力もつよいということらしく、一緒に捕まえてきたほかのザリガニをいじめ殺してしまった。狭い水槽に複数のザリガニがいるのはどうやら不満だった様子。
その横暴さ加減から息子たちがいつしか「ボス」と呼ぶようになり、それがそのままこのザリガニの名前となったというわけだ。

他のザリガニを抹殺して以来、一匹で悠々自適に水槽で暮らしていたのだが、ソレを見た夫氏、何を思ったか「一匹なのはかわいそうなのでお嫁さんをもらう」とまた沼へ行き、新たなザリガニを捕獲してきた。
お嫁さん?ということは繁殖する気でいるのですか!?
ザリガニ一匹でも食傷気味な私としてはこれ以上のザリガニが増えるのは耐えられない。
とはいえ、「お嫁さん」をつれてきた子供たちの嬉しそうな顔を見ると「ステテコイ」とは言いづらく。。。
果たして我が家のザリガニはまた2匹になった。

しかし事件はそこから始まった。
「お嫁さん」は確かにハサミも小さく小柄なのだがこれが驚くほど獰猛なのだ。餌をみるとシャー!とやってきてむがっと摑みとり、バリバリと食べる。動きは俊敏で小さいながらも意志の強さ(?)を感じる。
ある日片方のハサミが捕れてしまったのだがその後の脱皮でハサミは修復(ザリガニは脱皮のたびにハサミとか足とかがもう一度出てくるのだよ!)、体もどんどん大きくなってゆく。
・・・・箱入りとは言いがたいお嫁さんだ。
しかしながらボスとの相性はさほど悪くもないようで、それぞれが自分の陣地とおぼしき木の陰などにひそんでトラブルもなく数ヶ月がすぎた。

そしてある朝のこと。
驚愕の事実が発覚する。

ある朝、いつものようにザリガニの水槽の中を覗き込んだところ、なんとボスの腹にふわふわとした紫色の物体が。。。
・・・!!ボスが卵を産んだ。
そう、それはまぎれもないザリガニの卵。百や二百はありそうな大量の小さな卵がボスの腹足にからみついているではないか。
ココ最近、こんなに驚いた出来事はない。人生の目的が「驚く事」だとすれば、この日この時の私はかなり生きていた感があるよ。

子供たちも大騒ぎで「なんでボスが卵を!?」という話題で我が家はもちきりになった。
まー、冷静に考えてみれば「ボス」と名付けたもののそれは雌のザリガニで、お嫁さんのつもりでとってきたのが雄のザリガニだったというだけのことなんだけどね。
うちの夫もうまく間違えたものだよ。

ザリガニの卵は正直みていて気持ちのよいものではないのだけれど、せっかく産んだからにはなんとかふ化してほしいと思うのが人情。
卵をもったザリガニは隔離しないといけないようなので「ボス」と「お嫁さん」はしばらく別居予定。
沢山生まれてくる子ザリガニは共食いで淘汰されて数匹しか残らないというのでそんなサバイバルな様も子供たちと観察してみようと思う。

ザリガニとの暮らしは、思いのほか驚きと発見に満ちている。

Posted by jizou at 2008年8月 4日 14:24 | Comments (3) | TrackBack(0) | 節約ランキング | このエントリーを含むはてなブックマーク


コメント (3)

kent-b:

私も途中まで読んでいてまんまとだまされましたよ==(^◇^)

何だか小学校時代を思いだしました。暑い思い出と一緒に。
ちょうど7/31は母の26回目の命日で、もうそんなになるのか~と同時にあたしも年取ったねなどどいろんな意味でセンチになりました。。。

うちのマンションは基本犬猫類は禁止で、子供達に生き物の大切さを教えるのに何か良い方法はないかな~と思っていたところこのジゾウさんのリアル体験談♪
すごく毎回楽しみにしてます。

これからも新しいオドロキと発見がありましたら発表して下さいね!なんだか夏休みの自由研究みたいでいいですね~

こんばんは。
ほぼ毎日のようにこちらのサイトにやってきては、たまーにコメントを残しているころコロです。
このザリガニの話&人生の~を読み、これはコメントだ!!と勝手に思い込みコメントしています。

ザリガニは全く同じ経験をした思い出があります。
これにはマジ驚きました。
うちもザリオ(名前)のお腹に無数の卵があって、マジびっくり!
あかちゃんはいっぱいできましたが、これまた厳しい世界で大きくなったのはいませんでした・・・。
なので、勝手に今後に期待しています♪

「人は、死ぬために生きている・・・」と誰かに教えてもらった時、なんだかとってもやりきれなくなりました。私も、最初に驚くためにいきているって聞いたらよかったな。

*私のブログは家作りのブログなのですが、もしよかったらどこかにリンクしていただけるとうれしいです。

 家を建てる!家作り(間取り)を楽しもう隊日記
 http://llovehouse.blog54.fc2.com/

私は、リンクさせていただきました。(カテゴリーのその他リンク集です)

長々とすみません・・・・。

ジゾウ:

---☆kent-bさん---

暑い日が続きますがバテてませんか?
お母様と離れて26年、kent-bさんも沢山の出来事があったと思います。センチにもなりますよ。
思えば私も父と離れて21年になります。
あっという間のような永遠とも思えるような・・・。

さてさてザリガニさんですが、最近では卵の色がツートンカラーになってきましたよ!
子ザリガニの殻の部分とかはっきりしてきたんだろうなぁと推測しています。
親ザリガニは絶えず腹足(卵がくっついている)を動かして卵に酸素を送っていてちょっと感動します。
生まれる日も近そうだよー!!

---☆ころコロさん---

こんにちは!コメントありがとうございます♪

>うちもザリオ(名前)のお腹に無数の卵があって、マジびっくり!

おお!ザリオも雌だったのですね。
ザリオというネーミングも愛らしく、非常な親近感があります。
ザリオの子どもたちもふ化はしたんですねー。
やはりその先が険しいのか・・・。
参考になります。

リンクの件、ありがとうございます。m(__)m
相互リンク集に入れさせていただきたいと思います〜。
今後ともよろしくお願いします♪

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