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清志郎

晴天に恵まれたGW、キャンプ場でのほほんとラジオを聞いていたら忌野清志郎の訃報が流れてきた。
ガンは転移していたけれど、きっとまた何事もなかったかのような余裕しゃくしゃくな姿で帰ってくると思っていたのに。
ショックというか悲しいというか、「清志郎も死ぬんだ・・」ってなんだかすごく不思議な気がした。
ラジオから流れる清志郎の名曲を聞きながら、なんだよチクショウ悔しいじゃんっ。
でもスカっと晴れた空は妙に今の気分にぴったりくるな、なんて思ってた。

清志郎は私の希少なヒーローの一人だ。
あの人はそのまんまロックで、子供の頃一番憧れた大人だった気がする。自分も年をとり当然清志郎も年をとるのだけど、いつまでたってもカッコイイ大人だった。
私が生まれたときにはすでにロックスターだった清志郎のことを私は実はよく知らないんだけど、だから生まれたときから清志郎の歌を聞いていたんだと思う。
彼の歌はいつだって懐かしくて心地よいのだ。

清志郎の話をしていると大学の言語学の授業をよく思い出す。
60代と思われる言語学の教授がラジカセを持ち込んで清志郎の歌を流し、いかに彼が天才であるかを解説したことがあった。
日本語には独自のアクセントがあるのだけれど、大抵の歌謡曲はこのアクセントを無視して無理矢理言葉をメロディーに押し込んでいる。ゆえに何を言ってるのかよくわからない歌になるのだそうだ。日本語の持つ美しい響きは全く無視されるのだ。
しかし清志郎の曲は日本語のアクセントとメロディーの強弱が正確に一致するように作られている。こんな芸当ができるのは間違いなく彼だけで、彼の歌は天才の所行だとうことだった。
その力説ぶりたるや「かなりの清志郎ファン?」と学生達をたじろがせたほどだった。
教授が現在もご健在であれば、彼もきっと今回の訃報に力を落としているに違いない。

「夢を忘れずに!」なんて言葉が格好良く決まるのは清志郎くらいのもんだ。
それが最期の台詞だなんて思いもしなかったケド。
一年に数回しかないような最高に気持ちのいい日に、清志郎の曲をBGMにぼーっと空を眺める。
・・・ちぇっ。

Posted by jizou at 2009年5月 5日 11:42 | Comments (2) | TrackBack(0) | 節約ランキング | このエントリーを含むはてなブックマーク


コメント (2)

ジゾウさん、こんにちは。
私もね、このニュースを聞いた時に「清志郎も死ぬんだ。」って思いました。不思議な感じ。またひょっこり帰ってきそうだなって。

私の中で印象に残ってるのは「泥だらけの海」って曲。
ラジオ番組で偶然流れたんですけど、今でも鮮明に
その歌詞が思い出されます。
ジゾウさんも書いてらっしゃるけど、日本語の響きと
メロディのバランスがすばらしくて、だから私もあの曲の歌詞を
覚えてるだろうなって思います。

ラジオで、特集組まれてていろんな曲がかかってます。
ここ数日の晴天にぴったりなくらいカラッとしてるんだけど、なんか心にぽっかり穴があいたようです。

ジゾウ:

--☆kanamiさん--

ホント、清志郎も死ぬんですね。
悲しいとかじゃなくて「死ぬなよー清志郎のくせにー」みたいな感じ。
彼は時代を超えたヒーローなのです。

どろだらけの海の歌詞、今チェキりました。
清志郎はピースな人ですね。
さらりと自然体でかっこ良く正しいことを言えるのがスゴいです。

♪ずっと夢をみて いまもみてる 
僕は Daydream believer そんで 彼はヒーロー

あー、やっぱり泣けてきた。。

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