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学歴はカネで買え

東京大学の苅谷剛彦教授グループの研究したところ(2001年)によると、現在の小中学生の基礎学力は前回調査(1989年)に比べてすべての平均点において低下が見られるという。
つまり子供たちはどんどん学力をおとしていっているということだ。
コレは、まぁ、いい。日本国としてみると憂うべきことかもしれないけれど、まぁみんなでのんびりやろーじゃん、ということで許そう。

問題は「すべての調査において、通塾している子供の平均点は、通塾していない子供の平均点を上回っている。さらに、この通塾による格差は、1989年よりも2001年の方が大きく、特に中数では20点も格差が開いている」という調査結果だ。

塾に通っている子のほうが通ってない子より成績がいいのはあたりまえ、だろうか。
私はそうも思っていなかった。なぜならこの調査テストは前年までに習った問題(一学年下の問題)が出題されているのだ。つまり学校教育がきちんと機能しているなら、とりあえずクリアできるはずの問題。通塾者も非通塾者もできてあたりまえなのだ。

私が小さい頃、塾というのは学校で習わない範囲の問題、受験専門の問題、とても高度な問題を教えてもらう場所だった。なのである一定のレベルを超えた問題に対しては通塾者の方が有利になるというなら私にも理解ができるのだが・・。
現在の塾のあり方は私の知っているものは幾分ちがってきているようだ。

こうなると、塾にかよわせなければオチコボレてしまうわけだ。
じゃぁ塾に通わせられない家庭はどうすりゃいいのだ。
何がゆとり教育だ、これ以上親に経済的な負担をかけるな!
文部科学省はつまり「学歴はカネで買え」とでもいいたいのだろうか。

同じような調査で東大生の親の年収が1000万を超えている、という結果報告などもある。東大生の親は他のどの大学の親の平均年収より高いというのだからやはり学歴は親のカネがものをいうのだろう。その是非はともかくとしてこれは統計上のれっきとした事実だ。

カネがあれば高度な教育をうけさせられて、有名な大学に進学させられて、高収入を得やすくなる。金持ちの子は金持ちになりやすいという図式だ。
ゆとり教育が導入されるとき、この経済格差の拡大はさんざん議論された話だが、私も「やっぱそーなるんだろー」と思わずにはいられない。

こんな話を聞くたびに子供の教育費だけは削れないな、と思う。毎日節約してツメツメ生活して子供にお金をかけて行く・・なんだか悲しいなぁ。

でも確かに、今カワイイ洋服を着せて好きなおもちゃを与えることより、無駄のない生活を教えて節約して、子供が「この勉強がしたい」とか「この学校に行きたい」といったときにちゃんとお金を出してあげられる方が親の愛情な気がするよ。

さー、年収1000万なんて夢の我家だけど、東大合格に向けて今日も「煮る蔵くん」で夕飯つくるぞ!(←風がふけば桶屋がもうかる式思考?)

Posted by jizou at 2004年03月08日 16:55 | Comments (0) | 節約ランキング | このエントリーを含むはてなブックマーク


 
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