ベリー病んでマス!
長男坊が風邪をひきあれよあれよという間に次男坊まで体調を崩した。
ここまではよくあることで、いつも一緒くたに生活しているのだから兄弟で病気を移しあわない方が奇跡である。
いつものように小児科に行き、いつものようにお薬をいただき、いつものように機嫌の悪い子供たちの相手をして数日を過ごしていた。
長男坊はほどなく回復したのだが次男坊の調子がすこぶる悪くなった。思ったより重症のようで食欲もまったくなくどうしたものかと思っていたところ・・・なんと今度は夫が寝込んでしまった。
一人では病院へも行けない様子なので、子供達と夫を連れてかかりつけの小児科に行き、先生に
「この子もついでに見てやってください・・」と夫を差し出した。先生は症状を聞いた後、ちょっと考えてウィルス検査をしましょうというと看護婦さんに夫を奥の部屋へと連れて行かせた。
15分後、待合室で待っていると先生に呼ばれた。子供達を連れて診察室に入ると先生が
「旦那さんはつらそうだから隔離室で寝かせています。なので代わりに奥さんに検査の結果をお話します・・・」と神妙に話し始めた。
まるで不治の病の告知のようだな、とドキドキして聞いていると先生の口から予想だにしない言葉が。
「プール熱です。」
・・・・はぁ?
プール熱って、今頃ですか?大人もかかるんですか?
驚く私に先生は、旦那さんはきっと箱入りだったんでしょうねぇ・・・と困った顔をした。
プール熱というのは夏場に子供の間で流行る病気で喉が真っ赤にはれて目にも顕著な症状が出る。高熱が続き喉の腫れがひどく食べ物も喉を通らなくなる。
とはいえ、大人は免疫があるのであまり感染しない。(はず。)
「高熱は3-5日間は続くので、もうしばらくは大変だと思うけれどかならず下がるからがんばってね。」
プール熱にはワクチンも特効薬もないので対処療法しか手はなくとにかく時間が経過するのを待つばかりらしい。
先生の「がんばってね。」の一言が妙にむなしく響いた。
自宅に戻り弱りきった夫に
「あなたの病気はコレです」と小児科の先生に渡された「プール熱のしおり」を見せた。夫はふむふむと読み進め、そこの学童の間で流行する病気という一文に気がついた。
「子供の病気?」
「そうだよ。」
「オレはなんでかかるの?」
「箱入りだから。」
「そっか、オマエは箱入りじゃないから元気なんだな。それは納得できる。」
高熱にうなされながらも憎まれ口をきくスピリットだけはなくしてないあたり、さすが我が夫である。
その後も次男坊と二人布団の中で「おー、今俺達は二人あわせると80度だ!」などと意味不明なことを叫んだりしていた。大人は熱が40度に達するとやはりどこかショートするのかもしれない・・。
世はメリークリスマス。我家はベリー病んでマス。
一年で一番華やいでロマンティックな季節に我家の男どもはウンウンうなって寝てばかりだ。
サンタさん、何もいらないから早くこの子達の病気を治しておくれ。
・・・でもさ。考えてみたら私ひとりでも元気なのはラッキーなことだから、ある意味私がプレゼントみたいなもんか!?
05年のクリスマスイブに箱入り娘じゃなくて本当によかったとしみじみ思う妻であった。
※今年も子供達のプレゼントだけはちゃんとツリーの下においておいたよ(写真)。子供の頃はクリスマスの朝がすごく楽しみだったけど親になってもやっぱりクリスマスの朝は楽しみだネ。
Posted by jizou at 2005年12月25日 00:50
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